春は1年で1番肌が揺らぎやすい季節です。

サロンにお越しいただくお客様の中でも4月は肌荒れのご相談が急増します。

①冬の乾燥ダメージが蓄積している

②花粉やPM2.5などによるアレルゲンの刺激

③マスク着用による物理的な刺激

この3つが原因として考えられます。

肌が乾燥すると「バリア機能」という肌を守る機能が低下してしまいます。

このバリア機能は水分と油分のバランスで保たれているので、冬は乾燥によってバリアが乱れやすくなります。

乾燥した状態が続くとバリアが乱れたままなので「花粉」「PM2.5」など、アレルゲン物質が刺激になったり、「マスク」「鼻をかむ刺激」など、物理的な刺激が加わることで、春先の肌は荒れやすいと言われています。

花粉が落ち着いてきた今でも肌荒れが続いている方は、ここからさらに強い紫外線ダメージが加わります。

今のうちに健康的な肌へと育てておくことが大切です。

1番大切なことは、とにかく刺激を与えず優しく肌を扱うこと。

どこにでも書いてあることじゃん！と思われるかもしれませんが意外と刺激を加えてしまっている方が多いんです。

例えばお湯の温度。体温と同じくらいの37度が目安ですが、お風呂と同じくらいの40度前後で洗っている方が多いです。

また、優しく洗っているつもりでも皮膚が動くほど指先に力が入ってしまっている方。クレンジングの量が足りていないことで、摩擦になっている方も多くいらっしゃいます。

肌がゆらいでいる時は、改めて確認してみてくださいね。

スキンケアのポイントとしては、アクティブな成分は控えてマイルドな成分をセレクトすること。

乳酸、グリコール酸、レチノール、高濃度ビタミンCなどの成分は、刺激が強い場合もあるので敏感な時期はお休みしてあげてください。

セラミド、ヒアルロン酸などの保湿効果が高い成分や抗炎症、鎮静効果のある成分がおすすめです。

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